小型ホットスタンピング装置
ハイテン・CFRTP素材向け
コスパ抜群の小型装置
高周波加熱技術とサーボプレス技術を組み合わせ
IHS-series
概要
自動車の軽量化と衝突安全性が向上傾向にあり、プレス加工は大規模な市場が期待されています。
㈱第一機電は独自の高周波加熱技術とサーボプレス技術を組み合わせ、従来のホットスタンプ装置に比べて、圧倒的に小型で熱処理時間が短く、安価な装置を提供致します。
自動車軽量化の候補材料である「高張力鋼板」は、 次世代自動車の材料として注目されています。
熱間成形方法へ応用可能な特殊コイルの設計と誘導加熱技術を盛り込み、雰囲気加熱では実現不可能な短時間、省エネルギーで加熱を行います。
軽くて強い新素材であるCFRP(Carebon Fiber Reinforced Plastics)は、金属の代替材料として注目されています。熱硬化・熱可塑での成型方法へ応用可能な金型加熱成形技術には、通電加熱技術が盛り込まれています。
また材料への直接通電技術を用い、雰囲気加熱では実現不可能な短時間、省エネルギーで加熱を行います。
特長
- IH式急速加熱 ― 1000℃まで約10秒で加熱
- 穴加工板・台形板の加熱 ― 磁束と渦電流をコントロールし均熱加熱
- 材料や工程に応じたコイル形状 ― コイル形状により熱分布をコントロール
- 表皮効果を利用した加熱方式 ― 渦電流の浸透深さにより表層のみに熱が集中
応用例
◆ ハイテン、アルミ、チタン、マグネシウムなどの金属材料の加熱処理
◆ CFRTP(炭素繊維強化熱可塑性樹脂)の加熱処理
。
仕様
加熱方式 |
高周波誘導加熱 |
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加熱温度 | 最高1000℃(材料により異なります) |
昇温レート | 1000℃まで約10秒 |
プレス機 |
200kN, ダイハイト500mm, ストローク250mm |
金型寸法 |
最大600mm x 500mm |
搬送機構 |
電動アクチュエーター、ストローク500mm |
ワーククランプ |
搬送速度100mm/sec |